トレーニング

筋力トレーニグを行うことで子供のような上達速度を手に入れることが出来る

回の記事は
子供はなぜ教えてもらったことを
スポンジのようにどんどん吸収し、
大人では考えられないような速度で
上達できるのか?

 

それについて書いていこうと思います。

 

そして、
大人でも子供のように
教えてもらったことをどんどん吸収し、
考えられない速度で上達できるようになる
方法まで紹介します。

 

ではまず最初に、
子供の成長速度が
どれほどすさまじいものなのかを
みてみましょう。

 

北欧の天才に並ぶ
13歳でBSトリプル1440をメイクした山田悠翔の素顔

 

 

彼は5歳からスノーボードを はじめ、たった8年で
トリプルコーク1440(縦回転3回、横回転4回)を
成功させたようです。

 

8年でトリプルコーク1440。

 

大人からみたら異次元の成長速度です。

 

 

しかし、
この異次元的な出来事が
子供達の中では頻繁に起きています。

 

例えば

 

①キングスに通って2年で バックサイドダブルコーク1080(大橋陸飛 当時12歳)

 

②中学2年生でプロの大会で優勝(脇田朋基 当時14歳)

 

③一年前までは
 ハーフキャブ(スイッチのフロントサイド180)
しかできかった女の子が翌年の
JSBA全日本選手権で 3位(相澤真央 当時15歳)

 

彼ら以外にも
名前をあげたらきりがないぐらい
数多くのキッズと呼ばれる世代が
大人では考えられない速度で
成長しています。

 

こちらの動画は
2013年に撮影されたもので
出ているのは全員、キッズと呼ばれる
世代の子供たちです。

子供のような上達速度を大人でも手に入れることができるとしたら…

なぜ子供は
これほど上達速度が速いのでしょか?

 

そこには子供と大人で決定的に違う
体の仕組みがあるからです。

 

そしてこの体の仕組みは
あることを行うことで大人でも
補うことができます。

 

ではここでちょっと想像してみましょう。

 

そのあることを行って
スノーボードが急激に上達したら?

 

きっといつも一緒に滑っている
友人は驚きます。

 

たぶん、
それだけではおさまらないでしょう。

 

『大会にでてみようかな?』

 

今まででは想像もしなかった目標が
生まれるかもしれません。

 

大会に出たら仲間が応援に駆けつけてくれます。

 

もしそこで表彰台に登ることができたら…。

 

仲間からの惜しみない賞賛、
そして達成感、充実感、
今までに感じたことが無いような
感情に包まれることでしょう。

 

人生で最高の時間を味わうことができます。

 

もう一生の思い出です。

しかし、
非常に残念なことに スノーボードというスポーツは
なかなか上達しないというのも事実です。

 

なぜなら
スノーボードは期間限定、
どんなに長くても半年しか滑ることが できません。

 

半年滑って半年休憩、
これを繰り返していると
1年たっても2年たっても
あまり上達しません。

 

その状況を打解するものこそが
『オフトレ』です。

 

そして子供のような速度での上達を
可能とするものが『筋力トレーニング』です。

えっ!筋力トレーニング?

 

筋力だったら大人の方が上でしょ?
と思ったかもしれません。

 

しかし、
筋力トレーニングは
筋肉を強くすると同時に
もう一つの効果を手に入れることが出来ます。

 

それが今日、紹介するあることです。

 

もう一つの効果、
それは
『体の協調性』です。

 

体の協調性とは
体の色々な部分が協力しあって
一つの動きを作るということです。

 

ちょっとイメージが湧かないと
思います。

 

例えば『ボールを蹴る』という
動きをみてみましょう。

 

ボールを蹴る動きは
蹴る足は動いている、
軸足は踏んばってタメをつくっている、
胴体は体の軸がブレないようにバランスを
とっている。

 

このように『ボールを蹴る』という
動き、一つをとってみてもあらゆる筋肉が
異なった働きをしながら、
協力しあって一つ動作をつくりあげています。

 

これが体の協調性です。

 

子供はこの体の協調性が大人に比べて
圧倒的に優れています。

 

一つの動作を作るのに子供は大人より
たくさんの筋肉を正しく使うことができます。

 

そのため教えてもらったことをどんどん
吸収してものすごい速度で上達していきます。

 

ではなぜ
トレーニングを行うと
体の協調性をアップさせることが
できるのでしょうか?

 

ではここでちょっと実験です。

 

その場に立って、
床に落ちている消しゴムぐらいのものを
拾ってみて下さい。

 

ほとんどの人がこうやって拾ったと
思います。

 

 

もし子供が同じことをしたら
どんな動きをすると思いますか?

 

こうやって拾います。

 

 

 

この2つの写真を見比べて
『物を拾う』という一つの動作で
よりたくさんの筋肉を使っているのは
どちらだと思いますか?

 

子供の方が
足首、膝、股関節など
よりたくさんの筋肉を使っています。

 

大人は日常生活で
無意識により少ない筋肉で
一つの動作を作ろうとします。

 

楽をしようとします。

 

その結果、
大人は子供に比べて
体の中に使わない筋肉がたくさんあります。

 

『使わない筋肉』は放置すると
『使えない筋肉』になってしまいます。

 

筋力トレーニングは
筋肉を強くするだけではなくこの
『使えない筋肉』に刺激を入れて
使えるようにする効果もあります。

 

まとめ

スノーボードのみならず
全てのスポーツでは筋力トレーニングは
必ずと言って良いほど取り入れられています。

 

それはただ単に筋力アップが目的ではなく、
日常生活で生まれてしまった『使えない筋肉』を
『使える筋肉』に変えるためです。

 

筋力をアップさせるには
トレーニングジムに通い
ウェイト(おもり)をつけたトレーニングが
必須ですが、体の協調性を改善するトレーニングは
自宅でもできます。

 

このサイトでは自宅で出来るトレーニングも
どんどん紹介していきます。

 

是非、
一緒に体の協調性を改善していきましょう。

 

では最後に
『ものを拾う』という動作を
子供のようによりたくさんの筋肉を使って
行ってみましょう。

いかがですか?

 

たったこれだけの動作なのにちょっと違和感があり、
いつもよりきつく感じたのではないでしょうか?

 

この『違和感』や『きつい』という感覚こそが
使えない筋肉が存在する証拠です。

 

是非、オフシーズンに
筋力トレーニングを取り入れ、
『使えない筋肉』を『使える筋肉』に
変えていきましょう。

 

そして異次元の上達速度を手に入れて下さい。

【オフトレ】たった1つのトレーニングで着地成功率を3倍にする究極トレーニング方法

回はスノーボードをする上で、
最も大切だと言っても過言ではない
メイク率(着地が成功する確率)を
劇的に上げるトレーニングを紹介します。

 

スノーボードの魅力は何と言っても
『格好良さ』です。

 

難易度の高い超絶トリック。

 

スタイル溢れるジビング。

 

見る人を魅了する、特大なジャンプ。

 

しかし、
これらの『格好良い』を
一瞬で『格好悪い』に変えてしまう
ものがあります。

 

それが『着地』です。

 

どんなに格好良いトリック(技)も
着地で転んだ瞬間に
全てが台無しです。

 

転んでしまいトリックが決まらなかった瞬間に
『格好良い』は一瞬にして『格好悪い』に
はや変わりしてしまいます。

転んで格好悪いで済めばまだいい方です。

 

転ぶということは怪我をする可能性が
あるということです。

 

転んでしまって
その拍子に手をついてしまったら
腕の骨が折れてしまったり、
肩が外れてしまうかもしれません。

 

もし骨折や脱臼をしようものなら
その時点で楽しいウィンターシーズンは
終了です。

 

もしかしたら
手術が必要になり半年以上の
辛いリハビリ生活を余儀なくされる
可能性だってあります。

 

しかし、
着地が決まると怪我をするというリスクを
0にすることができます。

 

それに加え
着地が決まると周りからの反応が
全然違います。

 

「おまえ、すげーな!」

 

「今の格好良かったよ!」

 

賞賛の嵐です。

 

仲間全員と喜びを分かち合いながら
ハイタッチを交わす。

 

最高に気持ち良い瞬間です。

 

 

これほど天と地ほどの差がある
『着地の成功』ですが、
実は実践練習よりも筋力トレーニングの方が
効果があると言われています。

 

しかも
着地を成功に導くトレーニングは
トレーニングジムに行く必要がありません。

 

自宅で出来ます。

 

そして誰にでもできます。

 

さらにお金もかかりません。

 

つまり、
スノーボードの『格好良さ』に直結する
着地はトレーニングをやった者勝ちなのです。

着地を成功に導く筋肉はこれだ

では一体、メイク率を上げるには
どんなトレーニングをして
どこ筋肉を鍛えれば良いのでしょうか?

 

スノーボードで着地を成功に導くためには
ハムストリングのエキセントリック収縮と
脊柱起立筋がポイントです。

 

ハムストリング?

 

エキセントリック?

 

何のことと思いますよね?

 

ハムストリングとは太ももの
裏の筋肉のことです。

 

               引用: 筋トレぴろっきー<筋肉やトレーニングの情報満載ブログ>より
                       https://kintorecamp.com/hamstring/

 

そしてエキセントリックとは
筋肉が伸びながら力を発揮することです。

 

例えばスクワットをする際に、
しゃがみこむとハムストリングが
伸びながらブレーキのような働きを
果たし、転ぶことなくスクワットの姿勢を
キープすることがでます。

 

もしこのブレーキとなる力が弱いと
その場で転んでしまいます。

 

このブレーキのような役割を果たすのが 
キセントリック収縮です。

 

そしてもう一つのポイントである
脊柱起立筋は背骨を支える筋肉です。

 

 

体が倒れそうな時に姿勢をキープするときに
活躍する筋肉です。

 

着地を成功に導く2つの筋肉を同時に鍛える

スノーボードの着地で活躍する
ハムストリングのエキセントリック収縮と
脊柱起立筋を同時に鍛えることが出来る
トレーニングが『片足バックブリッジ』です。

 

 

さらに着地を極めたい人へ

 

スノーボードのメイク率においては
ハムストリングのエキセントリック収縮と
脊柱起立筋がダイレクトに影響してきます。

 

しかし、
この2つの
筋力以外に
あることを体になじませると
さらにメイク率を上げることができます。

 

そのあることとは
『脊柱の柔軟性』です。

 

キッズスノーボーダーを見ていると
大人では転んでしまうような体勢でも
着地を成功させることが出来ています。

 

その要因はまさに
『脊柱の柔軟性』にあります。

 

脊柱の柔軟性を保つには
脊柱が正しいポジションにあることが
大前提です。

 

子供は大人にくらべ体の歪みがすくなく、
脊柱が正しいポジションにあるので、
結果として大人が転んでしまうような体勢でも
着地を成功させることができます。

 

脊柱を正しいポジションに収めるには
腹横筋や多烈筋を鍛えることが有効です。

 

腹横筋を鍛えるにはフロントブリッジ、
そして多裂筋を鍛えるには
バッククロスというトレーニングが有効です。

フロントブリッジ↓

 

バッククロス↓

まずは着地にダイレクトに効果がある
片足バックブリッジを極め、
余裕が出てきたり、
どんなシーンも着地を成功させたい人は
フロントブリッジとバッククロスも
一緒に行ってみて下さい。

 

では最後に
格好良いスノーボードに直結する
ハムストリングのエキセントリック収縮を
感じてみましょう。

 

まずはその場に立ち上がって
腰に手を当てます。

 

そしてスクワットをします。

 

その時に膝がつま先より前に出ないように
注意して下さい。

 

膝が90°曲がった状態までしゃがみこんだら
その状態をキープして下さい。

 

この体勢の時に
ハムストリングは伸びながら
体が倒れないようにブレーキをかけています。

 

これこそが
ハムストリングのエキセントリック収縮です。


スノーボードンの着地では大活躍する筋力です。

 

先ほども言いましたが、
スノーボードの着地成功率を上げるには
トレーニングをやった者勝ちです。

 

この記事をきっかけに
皆さんの怪我がなくなり、
同時にスノーボードが今までの
10倍も20倍も楽しめるようになって頂けたら
嬉しいです。

 

【体幹】 コマのように美しいスピンを作りあげるトレーニング3選

回は誰もが憧れ、
飛べるようになりたいと
日々挑戦している、スピンにおける
大切な土台を作るための
トレーニングの紹介です。

 

どのようにしたら、
最速で完成度の高いジャンプが
飛べるようになるか?

 

そこには、
残念ながら楽な近道はありません。

 

一朝一夕では成り立つものではないのです。

 

しかし今回は、
最速で美しく余裕のある安定した
スピンを飛ぶための
考え方や
土台作りをお教えしていきます。

 

まずはこちらの動画をご覧下さい。

 

 

まさに教科書通りのスピンです。

 

この美しいスピンをする上で
キーポイントとなる部分はどこだと思いますか?

 

ちょっと考えてみて下さい。

 

 

 

 

 

 

正解はここです。

 

飛び立つ瞬間の姿勢です。

 

キッカーの角度(青い線)に対して体を
垂直に立てる(緑の線)ことです。

 

「そうか!キッカーの角度に対して
体を垂直に立てればいいんだな」

 

ちょっと待った。

 

ここはあえてみなさんのことを思って
スバっと言わせて頂きます。

 

今のみなさんの体では
キッカーの角度に対して体を
垂直に立てることは
なかなか困難な作業となるでしょう。

 

なぜでしょうか?

 

それはみなさんの体、
特にお腹周りや背中を中心とした
上半身がフニャフニャだからです。

 

簡単に言ってしまえば
動画の人の上半身は
『コンクリートブロック』で、
みなさんの上半身は『豆腐』です。

 

もし冷蔵庫に豆腐があったらキッチンで
まっすぐに立ててみて下さい。

 

見るからに弱々しく、
今にも倒れそうだと思います。

 

みなさんはそんな豆腐のような上半身を
斜面に垂直に立てられると思いますか?

 

無理です。

 

十中八九こうなります。

 

こんな状態でいくら練習をしても
動画のような格好良いスピンをすることは
なかなかできないでしょう。

 

それどころか何回も何回も練習しても
ちっともうまくならずに、
失敗を重ねるうちに
恐怖心が芽生えてしまいます。

 

楽しかったスノーボードはいつしか
ただの度胸試しになってしまいます。

 

そんなスノーボードは楽しいはずがありません。

 

しかし、
もしあなたの上半身が
コンクリートブロックのように
力強いものだったら
どうでしょう?

 

動画のような美しいスピンを手に入れる可能性は
グーーーンと高まります。

 

強い上半身の効果は
キッカーだけではありません。

 

例えばグランドトリック。

 

ブレない上半身があれば
今まで力いっぱい体を振っても回りきらなかった
トリックが半分以下の力で出来てしまいます。

 

「こんなに簡単に回っちゃうんだ」

 

「よし、もっと難しい技もやってみよう!」

 

やりたいこと、
出来ることが次から次に出てきて、
楽しさのあまり時間を忘れて、
スノーボードを心の底から
楽しむことができるようになります。

 

では豆腐のようなフニャフニャな上半身は
どのようにすればコンクリートブロックのような
力強いものにすることができるのでしょうか?

 

ここでポイントになる筋肉が
お腹周りの腹横筋と背中の脊柱起立筋です。

 

腹横筋は背骨から始まり、
お腹周り全部を
包み込む
コルセットのような働きをします。

 

 

そして脊柱起立筋は首の下あたりから
背骨に沿って骨盤まで伸び、
からだの軸作りには
欠かせない筋肉です。

 

それでは腹横筋と脊柱起立筋の
2つの筋肉を強くするトレーニングの紹介です。

●フロントブリッジ
お腹の正面の筋肉のトレーニング

 

●サイドブリッジ
お腹の横側の筋肉のトレーニング

 

●片足ブリッジ
背骨を支える筋肉とお尻の筋肉のトレーニング

 

この3つのトレーニングを
セットで行うことで徐々に体の中に
一本の芯が出来てきます。

 

この芯を強く、そして太くすることで、
豆腐のようにフニャフニャだった上半身を
コンクリートブロックのように硬く、
強いものに変化させることができます。

 

強くブレない上半身を手に入れることができたら、
ビックリするぐらい、小さな力で
色々な技が出来るようになります。

 

では一度、実験してみましょう。

 

お辞儀をした状態で
その場でジャンプをしながら
一回転してみて下さい。

 

回転方向は時計回りでも
反時計回りでも構いません。

 

自分の回りやすい方向で結構です。

 

回りきれましたか?

 

ピタッと着地は決まりましたか?

 

では次に背筋を伸ばして
先ほどの同じようにジャンプをしながら
一回転してみて下さい。

 

いかがでしょうか?

 

簡単に一回転できたと思います。

 

もうお分かりだと思いますが、
お辞儀をした状態が豆腐で
背筋を伸ばした状態がコンクリートブロックです。

 

上半身が強いだけでこれだけの差があります。

 

是非トレーニングで
腹横筋と脊柱起立筋を強くして
コンクリートブロックのようなブレない上半身を
手に入れて下さい。

 

スノーボードがもっともっと楽しくなりますよ。

 

【体幹】 誰でもオーリーの高さを2倍にすることができるトレーニング

回はだれでもオーリーの高さを今までの
2倍にすることができるトレーニングの紹介です。

 

オーリーとは板をしならせながら
ジャンプをするスノーパークやグラトリの
もっとも基本となる超重要テクニックです。

 

そしてオーリーは高く飛ぶことで
グランドトリックやキッカーなどの
技の完成度や格好良さを一つも二つも
上げることができます。

 

オーリーが高くなると
一体どんなことができるようになると
おもいますか?

 

滞空時間の長い
余裕のあるスピンができるようになります。

 

がっちりとグラブを入れた
格好良いトリックができるようになります。

 

そしてなによりオーリーが高いだけで
仲間からの注目度を一気に高めることが出来ます。

 

「オーリー高けぇ~」みたいに。

 

一瞬にしてゲレンデの主役です。

 

 

これはスノーボーダーなら
誰しもが持っている共通認識ですが
『スノーボード=オーリーが高い=格好良い』
なのです。

 

しかし、
非常に残念なことにオーリーの高さは
少なからず才能が左右します。

 

生まれつき脚力がある人はオーリーが高く、
逆に脚力が弱い人はオーリーが低い。

 

「あ~脚力がそんなに無いから高いオーリーは無理だ」
と思った人。

 

ちょっと待って下さい!!!

 

今回の記事の本題はここからです。

 

タイトルの
『誰でも』を思い出してください。

 

実はオーリーの高さには
こんな法則があります。

 

オーリーの高さ=脚力+下半身の引き付け

 

脚力は少なからず才能が左右しますが、
下半身の引き付けはトレーニングで
補うことができます。

 

そして下半身を引き付けることで
オーリーの高さを2倍に
跳ね上げることができます。

 

一度オーリーの動画をみて
確認してみましょう

 

まずこのシーン、板をしならせて
ジャンプする場面です。

 

脚力が活躍する場面です。

 

この時点ではオーリーの高さは
せいぜい30センチぐらいでしょうか。

 

もしこの後、下半身を引き付けないままでしたら
オーリーの高さは変わらず30㎝のままです。

 

下半身を引き付けないで オーリーの練習をし続けても
高さを2倍にすることは かなり難しいと思います。

 

それどころかがむしゃらに練習を続けたら
変な癖がついてしまいます。

 

そして、その癖を直すのにまた膨大な時間が
かかってしまい上達を妨げてしまいます。

 

では次に下半身を引き付ける場面です。

 

 

オーリーの高さが全然違います。

 

つまりこの『下半身の引き付け』を
素早く、そして力強く行うことで、
誰でもオーリーの高さを
2倍にすることできます。

 

では一体、
どこの筋肉を鍛えれば 下半身を素早く、
そして力強く 引き付けることができるのでしょうか?

 

答えは腹直筋下部と大腰筋です。

 

腹直筋とはお腹の前面にあり、
鍛えると6個に割れる筋肉で、
腹直筋の中でも下部は
骨盤を安定さえる役割を果たします。


引用 : 筋トレぴろっきー <筋肉やトレーニング情報満載ブログ!>
https://kintorecamp.com/rectus-abdominis/

そして大腰筋は背骨の中ほどから
太ももの付け根まで縦に伸び、
下半身の引き付け動作を担っています。

 


引用 : 大腰筋と足の連動|「頑張らない筋トレ「体芯力®︎」で心と体が緩み、痛みが消えて元気になる!動きが楽になる!Tanren塾塾長鈴木亮司のBlogです。
https://ameblo.jp/towako918/entry-12197773822.html

 

ではトレーニングの紹介です。

 

まずはベーストレーニング(基礎作り)からです。

ベーストレーニングに慣れてきたら
動きを加えてオーリーの下半身の
引き付けをより意識したトレーニングに
していきましょう。

 

腹直筋の下部で
骨盤を安定させることで
大腰筋をスムーズに力強く機能させ、
結果的に下半身が自然に引きつき、
オーリーを高くすることができます。

 

ではここで下半身の引き付けると、
どれだけ高くなるかを自分の目で
確認してみましょう。

 

その場に立ち上がって
片足立ちをしてみて下さい。

 

そして上げた方の足の膝を
90°曲げてみて下さい。

 

フラミンゴのような格好になったと思います。

 

もうお分かりだと思います。

 

床についている方の足がオーリーの際に
下半身を引き付けない時の高さで、
曲げた足の高さがオーリーの際に下半身を
しっかり引き付けた時の高さです。

 

そして、その状態のまま、
『オーリーを高くするには下半身を引き付けること』と
3回言ってみて下さい。

 

今、実際に自分の目で
下半身を引き付けると
どれだけ高さをかせぐことができるのかを
確認しました。

 

さらに声に出したことで
下半身を引き付けるこが大切だと
脳が覚えました。

 

もう忘れません。

 

あとはやるだけです。

 

スノーボードのオーリーは間違いなく
『高い=格好良い』です。

 

是非、
トレーニングで高いオーリーを
手に入れて格好良いスノーボーダーの
仲間入りを果たして下さい。

【体幹】 大木のようなブレないバランス力を手にいれるトレーニング

今回はスノーボードをする上でも
特に重要なバランス力をアップさせる
トレーニングの紹介です。

 

もしバランス力がないと
基本姿勢(スノーボードをする上での正しい姿勢)を
キープして滑ることができず
キレのあるターンは
いつまでたっても出来ないでしょう。

 

なにより正しくない姿勢での滑りは格好悪いです。

 

基本姿勢はスノーボードをする上で
最も効率よく体を動かすことができるポジションです。

 

ターン、ジャンプ、ジブ、着地など
スノーボードの
動きは全て基本姿勢が
ベースとなっています。

 

もし基本姿勢をキープした滑りができないと
どんなに練習をしてもなかなか上達しません。

わざわざ雪山まで行っても
基本姿勢がとれないだけで
なかなか上達せず結局、
寒くて、痛くて、 悔しい思いもして
帰るだけになってしまいます。

 

では
なぜ私達は基本姿勢をキープして
滑ることができないのでしょうか?

 

みなさんご存知の通り、
スノーボードは
横向きの動きが
メインとなるスポーツです。

 

しかし、
私達は日常生活では前後の動きがほとんどで
横向きの動きをすることは滅多にありません。

そのため人間の体は
前や後ろからの衝撃にはバランスをとり、
姿勢を保つことには慣れていますが、
横方向からの衝撃に対して
バランスをとることには不慣れです。

 

国内外をとおし、
一年中スノーボードをしているような
プロスノーボーダーでしたら
滑りの中でおのずと
横方向の衝撃に対して
バランスをとる筋肉が養われますが、
みんながみんなそうとはいきません。

 

そのためスノーボードの上達には
『横向きの衝撃に対するバランス力』を
積極的に強くする必要があります。

 

スノーボードを始めたばかりのころは
転んでばかりで、横向きの衝撃に対する
バランス力の
必要性を感じることは
あまりないかもしれません。

 

しかし、
徐々に上達していくと
あるレベルを境に
急に上達速度が低下します。

 

なぜかでしょうか?

 

それはそれ以上、上達するのに必要な
横向きの衝撃に対するバランス力が足りず、
足りない力はわざわざ正しい姿勢を
崩して補うからです。

 

結果、
基本姿勢がくずれ
動きにくい姿勢を無意識につくりあげます。

 

体を動かしにくい姿勢でいくら練習をしても
思ったように上達するわけがありません。

 

当然,怪我にもつながります。

しかし、
もし横向きの衝撃に対する
バランス力があれば
無駄な練習を
省くことができ、練習をしたら練習をした分だけ
どんどん上達することができます。

 

ただでさえ楽しかったスノーボードに
自分自身の成長や達成感が加わります。

 

横向きの衝撃に対して
バランスが取れるようになるだけで
今までに感じたことがないような快感や
大きな達成感を
感じることができるようになります。

 

バランス力をアップさせる筋肉の正体

では一体、
横向きの衝撃に対してバランスを取るには
どこの筋肉を鍛えればよいのでしょうか?

 

答えは腹横筋の側部です。

 

腹横筋は背骨から始まり
お腹全体を
み込むような
構造をしています。

 

そして腹横筋の側部は
横方向からの衝撃に対して
姿勢を保つという役割を果たし、
スノーボードをするうえで
大切な筋肉の一つです。

腹横筋のトレーニング

では腹横筋のトレーニング方法の紹介です。

 

腹横筋を強くするには
サイドブリッジというトレーニングが
最も効果的です。

サイドブリッジで得られるもう一つの効果

サイドブリッジは横方向からの衝撃に対して
姿勢を保つ
腹横筋を鍛えると同時に
スノーボードにおいて活躍する
もう一つの筋肉も同時に
鍛えることができます。

 

それが腹斜筋です。

 

腹斜筋は体の旋回動作に
大きく関わっています。

つまりグランドトリックやキッカーなどで行う
『スピン』をより力強く行うことが
できるようになります。

 

たった一つのトレーニングで
2つもおいしいサイドブリッジは
あなたスノーボードレベルを
1つも2つも上げてくれる
効果的なトレーニングです。

 

まずは
椅子に座った状態で構いませんので、
背筋を伸ばし浅く座り、
その状態から 右肘と左膝を
おへそのちょっと上あたりで合わせてみましょう。

 

すると右のわき腹あたりが
キュっと引きしまるはずです。

 

その引きしまった部分が
スノーボードで大活躍する
腹横筋と腹斜筋です。

 

日ごろあまり使わない筋肉だからこそ
鍛えることで大きな
結果を手にすることができます。

 

是非、
オフトレにサイドブリッジを取り入れ、
来シーズンは一つも二つもレベルアップした
スノーボードを楽しんで下さい。

【体幹】 人間の心臓ぐらい大切なスノーボードと体幹の関係

回の記事はスノーボードをする上での
体幹の重要性についてです。

体幹とは腹筋や背筋、腰周り全部の
体の中心となる部分を指し、
正しい姿勢を維持したり、
腕や足を動かすときの土台となる
重要な役割を 果たしています。

そのため、
体幹トレーニングはスノーボードのみならず
野球、サッカー、バスケットボールなど
全てのスポーツの トップアスリートが
積極的に取り入れている トレーニングです。

なぜ体幹トレーニングがトップアスリートに
それほど支持されているのでしょうか?

答えは簡単です。

やればやった分、効果が出るからです。

そしてスノーボードほど
体幹を必要とするスポーツは
ありません。

なぜならスノーボードで必要な動きは
『バランスをとる』、
『オーリーをする』、
『スピンをする』、
『着地をする』
がありますが、
体幹はこれら全ての動きに直結するからです。

もし体幹が弱いと
せっかく正しい滑り方を学んでも
自分が思ったように再現することができず、
習得するまでに必要以上に時間がかかってしまいます。

周りの仲間がどんどん上達していく中、
自分一人だけが取り残され、
楽しくて仕方なかった
スノーボードが
苦痛になってしまいます。

しかし、
体幹が強くなるだけで
今まで苦戦していたトリックが
うそのように簡単に一発で成功させることが
できるようになります。

そして仲間と喜びを
分かち合うことができます。

次から次へと出来ることが増え、
次は180増やしてみよう、
グラブをしてみよう、
もっと大きいキッカーを跳んでみよう!

可能性がどんどん広がっていきます。

このように体幹トレーニングは
あなたのスノーボードの可能性を広げ、
今より何倍もスノーボードを楽しむことが
出来るようにしてくれます。

 スノーボード専用の体幹トレーニング

体幹トレーニングは現代スポーツにおいて
最も重要なトレーニングと言っても
過言ではありません。

そのため最近では
『体幹トレーニング』にまつわる 本がたくさん
販売されています。

しかし、
数ある体幹トレーニングの本ですが、
あなたはスノーボード専用の体幹トレーニングの本を
見たことがありますか?

私はありません。

100種類以上あると言われている
体幹トレーニングですが、
実はその中にはスノーボードではあまり活躍しない
体幹トレーニングも数多く存在します。

せっかく体幹トレーニングを行っても
そのトレーニングがスノーボードではあまり
力を発揮しないものだと
残念な結果になってしまいます。

そこでこのサイトでは
私が実際に体幹トレーニングを行い
スノーボードにダイレクトに効果があった
スノーボード専用の体幹トレーニングを
紹介していきます。

  1. バランス力をアップさせる体幹トレーニング
  2. オーリーを高くする体幹トレーニング
  3. スピン軸を安定させる体幹トレーニング
  4. 着地を成功させる体幹トレーニング

スノーボードは
野球やサッカー、バスケットボールのように
正面を向いて行うスポーツとは異なり
横向きの動きがメインとなってきます。

そのため一般的に
効果があるとされる体幹トレーニングが
スノーボードでも効果があるかと聞かれると
答えはNoです。

横向きの動きには横向きの動きにあった
トレーニングが
必要です。

そして横向きの動きでは
体幹の強さがポイントになってきます。

あなたの体幹は大丈夫?体幹強度チェック 

体幹の強さはその場で、
しかもたった30秒でチェックすることができます。

まずはその場で息を吐きながら
お腹をへこませ、
その状態を
30秒キープしてみて下さい。

これは体幹トレーニングの超基本である
『ドローイン』というものです。

もしこれが30秒キープできなかったり、
きついと感じたらそれは体幹が弱い証拠です。

弱いということはトレーニングをすれば
強くなるということです。

体幹は正しいトレーニングを行えば
誰でも強くすることができます。

是非、
ウィンターシーズンまでに
スノーボード専用の体幹トレーニングを行い
ゲレンデで自分でも驚くような結果を
手にいれて下さい。