【体育会的な考えはするな!?】キッカーで怪我しなくなる方法

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ノーボードをする上で、

常につきまとう最大の危機。

 

それは、怪我。

 

photo credit: iwona_kellie via photopin cc

 

キッカーは危険なスポーツではあるため、

ある程度の怪我をしてしまうのは

仕方がないことではありますが、

 

大けがや治りにくい怪我、

仕事や私生活に避けたいですよね。

 

今日は、キッカーで怪我をしないためには

どんなことを気をつけなければならないかについて、

考え方や心の状態、身体の状態の両方から

アプローチしてご説明ししたいと思います。

 

スノーボードで怪我してしまった。

危ない飛びかたをしてヒヤヒヤしたことがある。

キッカーをまだ始めたばかりで全然わからない。

 

そんな方は必ず見ていただきたい記事になります。

 

もし、ここで記事を読んでスノーボードに対する

向き合い方を変えなければ、

 

あなたは一生怪我する癖が治らず、

大小の怪我を繰り返し続けるでしょう。

 

社会人であればそれにより仕事に支障がでて、

「スノーボードやジャンプなんて

危ないからもう一生やるな」

と言われてしまい、

 

本当に大好きなスノーボードができず、

肩身も狭くなり我慢を一生強いられることに…。

 

 

学生でも、親からスノーボードに行くことを

反対されてしまったり、

 

気持ちが折れたりして

スノーボードが嫌いになり、

途中で諦めてしまうかもしれません。

 

そんなことにならないためにも、

今日の記事はキッカーを飛ぶ人は

必ず見ることが望ましいでしょう。

 

正しい意識を持っておいてもらうことで、

怪我のリスクが何倍も減ります。

 

そして長く、楽しくスノーボードを楽しみ、

最終的にたどり着けるスノーボードのレベルも、

高いレベルでスノーボードをし続けることも

できるようになるでしょう。

 

それにあたってまず、

少し反社会的と言いますか、

世間的に常識を逸したことを言いたいと思います。

 

スノーボードは、適度に頑張れ。

 

 

日本の体育会文化の中で育ってきた人は

言うかもしれません。

 

『はぁ?何言っちゃってるの?』

 

『そんなんじゃ上手くなれない』

 

甘いです。

 

スノーボードは、一昔前のような

時代の体育会指導的な考え方では上達しません。

 

いかに効率的に、無理をせず、怪我なくやるか。

 

これが大切です。

 

瞬間的な力を問われ、

瞬間的な衝撃が伴うのがキッカー。

 

 

だからこそ怪我をしやすい。

 

そして大きな衝撃を伴えば、

必然的に怪我の度合いも大きくなります。

 

シーズンを棒に振ったり、

ずっと怪我を抱えながら滑ることになったり。

 

 

そんなことになれば、どんどん上達が遅れます。

 

着実に上達する、

という観点で怪我は百害あって一利なし。

それに怪我をすると、楽しくないです。

 

病院行くお金もかかるし、

大好きなスノーボードができない。

 

そんなことになるのは嫌でしょう。

 

スノーボードは、

お世辞にもサッカーや野球のように

毎日できるスポーツではありません。

 

オフトレ施設ができてきたとはいえ、

毎日できるような環境がないのですから。

 

そのため、普段使っていない筋肉を

突然無理に動かすと、思わぬ怪我に繋がります。

 

少しでも、疲れていると感じる。

足の張りがある。

変な転び方をした時。

 

こんな時は、一度休む!

もしくはその日は飛ぶのをやめる!

 

 

 

スノーボード旅行の宿泊先で毎晩のように

酒を飲んでワーワーしてもいいです。

 

それもスノーボーダーの醍醐味のうちの一つですから!

 

ですが運動後は絶対にクールダウンして

次の日に疲れを残さないこと。

温泉に入ってストレッチを欠かさない。

 

1日中飛び続けていると、

自分が思っているよりも体力を消耗しています。

 

運動前は適した動的ストレッチを行い、

運動後、入浴後はしっかりと

静的ストレッチを行って

体に疲れを残さないようにしましょう。

 

 

 

常に冷静なもう一人の自分を作ること

 

僕は膝の靭帯断裂の怪我をして以降、

一本一本飛ぶたびに身体が疲れていないか、

無理をしていないかを常に考えながら飛んでいます。

 

身体の調子が少しでもおかしかったり、

下半身に異常がないかを確認して、

違和感や無理をしていると感じたら

すぐに休むようにしています。

 

やはり、空中に出てしまってからでは遅いです。

 

無理せずにやることが何よりも大事なのです。

もう一人の冷静な自分を作って、そのもう一人に

 

『次飛んでも大丈夫か、無理していないか』

 

それを常に問いただしてください。

 

 

そして冷静な自分が少しでも無理している

と感じたら、練習をやめるべきです。

 

もしくは、少しの間休むべきです。

 

例え、自分が調子が良いとき。

仲間や自分がテンション上がっていて

それについて行けているとき。

 

目の前のジャンプに深く集中できているとき。

 

そんな時にこそ。

 

常に自分の身体に問題がないか。

身体が前のめりになりすぎていないか。

 

それを冷静になって問いただして見て下さい。

 

正直、それをやっていても怪我を

完全に防ぐことは難しいです。

 

ですが、これをやることで、

より自分の身体と向き合えるようになるし、

どれくらいであれば大丈夫なのかが

感覚的にわかってきます。

 

 

 

 

怪我をする上でよくあるパターン

 

冷静な自分を作り出す、と言っても、

わかっていても難しいかもしれません。

 

ここでは、僕やプロが培ってきた

10年間の経験と周りの仲間がどんな心の状態の時、

どんな身体のコンディションの時に

怪我をしてきたかを聞いて、まとめました。

 

特にこんな時には本当に要注意なんだな、

というのを事前に理解しておくことで

客観的に滑っている自分を

判断できるようになります。

 

①久しぶりに飛ぶ時

 

『最近飛んでなかったからなー』

 

という時は、

想像すればわかりますが危険です。

 

1 週間~2 週間空いた時はもう

『久しぶり』と思っていいでしょう。

 

基礎を再び固めてから飛ぶ、

という意識を持ちましょう。

 

身体がついて行かず、

ジャンプの感覚を忘れていて危ないので注意。

 

小さなキッカーから入るか、

簡単な技から始めることが大切です。

 

ビビってしまって後傾になったり、

逆に力が入って前のめってしまったり

することがあるので、注意しましょう。

 

 

 

②最初の一本

 

キッカーの事前調査はしましたか?

 

スピードをつけすぎて飛びすぎたり、

アプローチスピードが遅くテーブル落ちしないか

しっかり確認してランディングに着地できる

イメージを持ちましょう。

 

スタート位置が書いてあっても、

雪の質や気温、風によって飛びやすさは

変わってきます。

 

ランディングの位置や削れていないか、

アイスバーンのようになっていないかを

まずチェック。

 

そして大体の人が着地している場所を

入念に確認して、

前に飛ぶ人がスタート位置から

何回チェックを入れているか、

 

スピードはどれくらいで飛び出しているか。

こういったことを入念に確認しましょう。

 

朝早く飛ぶキッカーは整っていて

気持ちいいですし、

実際飛びやすく着地もしやすいのはわかります。

 

ですが、自分の体のことや、

飛びすぎやテーブル落ちになることも

しっかり考えながら飛ぶことがまず一番大事です。

 

 

 

③周りの雰囲気を乗せて盛り上がっている時

 

アドレナリンが出て自分自身のテンションが

盛り上がっている時ほど要注意です。

 

周りによく見せよう、という心理が働き、

背伸びをしてしまったり、

テンション上がって飛んでいた結果、

大怪我するのは良くあります。

 

 

 

④調子がいい時、集中しすぎている時

 

一番の落とし穴かもしれません。

実はこんな時こそ要注意です!

 

集中していて、技のメイク率が上がってきた!

どんどんレベルの高い技に挑戦してみよう!

 

とハードルを上げ、身体が悲鳴を上げていることに

目を向けなかったり、

 

集中しすぎて『危険』に対して気が

行っていないときこそ、

危険を顧みずトリックを出す人が多いです。

 

何本も飛んで調子がいい、と思った時こそ、

 

『気を付けなければ!』

『もしかして浮足立ってるんじゃないの?』

 

と冷静な自分を作ってください。

 

集中状態にある時に冷静になるのは

難しいかもしれないですが、

 

スノーボードのいいところは

リフトに乗る、オフトレ施設でハイクするなど、

滑っていない時間があることです。

 

そんなふとした時に心を休めて冷静になりましょう。

 

 

 

⑤周りによって自分が浮足立っているとき

 

こういうときも要注意。

周りに乗せられて無理して怪我したり、

周りの誰かが大怪我することがよくあります。

 

よくローカル(地元のスノーボーダー)が

ゲレンデでテンション高く滑っていますが、

それは長年滑っていて考えなくても

技が出来るからです。

 

彼らにはその基礎力や慣れ、

土台が感覚ベースであります。

 

そんな彼らでも怪我することはあるでしょうし、

かっこいいな〜

と思っても真似はしない方がいいでしょう。

 

周りを制することも、時には重要ですよ!

 

 

 

⑥慣れない技を練習するとき

 

こんな時は本人も気を付けて

緊張しているとは思いますが、

 

『その前段階の技が完璧かどうか』

 

というのをしっかり確認して臨むべきです。

最低限でも

7割型着地に持っていける状態

が理想です。

 

 

⑦飛んでいて身体のどこかに異常が生じ始めたとき

 

先ほどの僕の事例のように大怪我したり、

しっかりとしたリップの飛び出しが

出来なくなるので注意しましょう。

 

 

 

⑧最後の一本

 

『おっしゃ!最後の一本だ!』

 

と思って気合いを入れたジャンプを

飛ぶと大体大変なことになります。

 

身体が疲れているのは言うまでもない上、

特に雪山だと夕方になると雪面が硬くなったり、

ランディングが荒れているので

より気を付けた方がいいでしょう。

 

 

 

⑨俺は怪我しないだろう…と油断している時

 

過信が本当に怖いです。

 

『まさか、怪我するはずはないだろう。』

『今まで大丈夫だったし、大丈夫だ』

 

そういう思い込みが一番危険です。

しっかり我慢するところは我慢して、

怪我とは無縁のスノーボードライフを

送りましょう!!

 

 

 

怪我するパターンを頭に入れよう

 

こういったうちの、いくつか条件が

重なると特に怪我のリスクは何倍にも高まります。

 

怪我するパターンはいくつかありますが、

主に精神状態の高揚や恐怖と、

身体の疲労やブランク、アップ不足による

心と身体の状態のズレに集約されているでしょう。

 

ですので、しっかり怪我をする時のパターンや

可能性を把握して、常に頭に入れてキッカーを

飛ぶことをお勧めします。

 

その上でまずあなたにやってもらいたいこと。

あなたがスノーボードやキッカーを飛んでいて

怪我したこと、しそうになった時を思い返して、

ノートに書き込みましょう。

 

 

書き出したものを確認して見てください。

その時、怪我した主な原因は、

ほぼほぼ上にあげたものに

当てはまっているでしょう。

 

それでも今までしっかりと地に足つけて

練習ができていなかったのであれば、

すぐに練習方法を見直しましょう。

 

とはいえ、

普段から体幹のトレーニングをしていたり、

オフシーズンも練習を欠かさなければ、

必然的に練習時間は伸びますし、

怪我しにくい身体ができていきます。

 

あなたも無理せず、

まずはじっくりゆっくり体力をつけていきましょう!

 

 

 

こんなことを言うと、

 

『スノーボードをどうやって楽しめなくなりそう…』

『集中できなくね?』

 

と思うかもしれません。

大丈夫です。

 

そんなことでスノーボードの楽しさは

変わらないし、自然に集中できます。

 

それがスノーボードの魔法であり、

中毒的になってしまう所以なのですから。

 

『そんな抑えてたら、

チャレンジできなくて上達しなくない?』

 

なんて思う人もいるかもしれません。

 

それも大丈夫です。

 

逆に筋持久力などの『体力』の器が

溢れ出すほどに練習してしまっては、

必ずと言っていいほど怪我に繋がります。

 

怪我してしまっては、結局運動が出来ず

また『体力』は下がっていってしまいます。

 

なので、しっかり我慢するところは我慢して、

怪我とは無縁のスノーボードライフを送りましょう!!

 

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