今回の記事は
下半身のトレーニングの中でも
横の動きを入れ、よりスノーボード仕様に
したオリジナルトレーニングの紹介です。
どんなスポーツにも
適したトレーニングと
適さないトレーニングがあります。
簡単に言ってしまえば
野球とサッカーではトレーニングの方法が
全く異なるということです。
野球で効果があるトレーニングが
サッカーでも効果があるとは限りません。
当然、
スノーボードにも
スノーボードに適した トレーニングがあります。
もし、
自分では努力しているつもりでも
そのトレーニングがスノーボードに
適していないと
その努力が報われることはないでしょう。
それどころか
間違ったトレーニングは
使えない筋肉を増やすだけで、
体が重くなり、
動きのパフォーマンスを低下させる
原因になります。
一緒に滑っている仲間にも
こういわれてしまうでしょう。
「あれ?去年の方がうまかった?」
とがったナイフが
胸に突き刺さるような衝撃的な
一言です。
そして、
心のなかでこうつぶやくでしょう。
「俺の努力って一体何…」
せっかく筋力トレーニングを
するのであれば
スノーボードの適した
スノーボード専用の
筋力トレーニングをしたくありませんか?
そして、 一緒に滑っている友人に
「あれ?去年より体の動きがいいね」
そう言わせましょう。
その時、
きっとあなたは心の中で
こうつぶやくはずです。
「トレーニング頑張ってよかった」と。
スノーボード専用のトレーニングとは
みなさんご存知の通り
スノーボードは横向きで
斜面を滑り降りたり、
あるいはジャンプをする際は
ジャンプ台という斜面を登る
スポーツです。
平らな部分での動きは全くなく
必ず下り、または上りの傾斜が
ついた場所で姿勢を保っています。
では、
傾斜がついた場所で姿勢を保つには
どこの筋肉が活躍しているのでしょうか?
一つずつ確認していきましょう。
まずは平らな場所からです。
両足均等に同じだけの
負荷がかかっています。
では次に下り斜面です。
下り斜面では重心をセンターに保つために
前足が踏ん張っています。
では最後に上り斜面です。
上り斜面は下りとは逆に
後ろ足が踏ん張って重心をセンターに
保っています。
スノーボードでは常に右足か
左足の片方に大きな負荷をかけながら
重心をセンターにキープしているのです。
もし、
下半身が負荷に負けてしまうと、
重心を崩してわざわざ滑りにくい姿勢を
自分で作りだします。
つまり、
スノーボード専用のトレーニングでは
『片足で自分の体重を支える』ということが
テーマになってきます。
基本姿勢に横の動きを加える
では、
スノーボード専用のトレーニングの
紹介です。
ただその前に、
必ず確認してほしいことがあります。
今回、紹介するトレーニングは
【トレーニング】まずはここから鍛えろ。オフシーズンに最初に鍛えるべき筋肉
という記事で紹介させて頂いた
この動画のトレーニングがベースと
なります。
もし、
上の動画のベーストレーニングを
続けて3セットできない場合は
まずはベーストレーニングから
行っていきましょう。
トレーニングは
間違った姿勢で難しいトレーニングをやるより
一歩一歩、確実に積み重ねていった方が
結局は大きな結果を手に入れることが
できます。
急がば回れというヤツです。
丁寧に確実に積み重ねていきましょう。
では、
今回のトレーニングである
『スケーティング』の紹介です。
まずはベースとなる
姿勢ををとります。
ベース姿勢の高さを維持したまま
重心を右へ平行移動します。
②膝が内側に入らないようにする
③背中が丸くならないようにする
右に重心を平行移動させたら
今度は左へ重心を平行移動させます。
これを一往復10秒のペースで
10往復を1セットとして
一日3セット行いましょう。
スケーティングは
通常のスクワットに横の動きを
加えたものです。
スクワットで鍛えることが出来る
下半身の筋肉により強い負荷を
加えることができます。
さらに横の動きの制御に活躍する
中臀筋も鍛えることができます。
引用 : ぼくの手ブログ 〜泳いで、漕いで、走ってときどき整骨院〜
スノーボードにより近い形の
トレーニングです。
ようこそスノーボード専用のトレーニングへ
これはスポーツ全般に言えることですが、
スポーツは動きの中で両足に同じだけの負荷が
かかるということはほとんどありません。
走る、
投げる、
蹴る、
止まるなど全ての動きは
重心を右か左に移動させ、
移動させた重心を支えることで大きな力を
発揮します。
さらに、
スノーボードは傾斜の中で重心を
移動させなくてはいけません。
みなさんが思っている以上に
滑っている最中は大きな負荷が
体にかかっています。
是非、
トレーニングを頑張って、
傾斜の中で自分の体の動きを
制御できる筋肉を作って下さい。
では今回も
このまま終わってしまのは
勿体無いので最後に
重心を移動させると片足にどれだけの
負荷がかかるのかを体感してから
終わりにしましょう。
まず、
その場に立ち上がり
スクワットのような姿勢をとります。
この時に膝がつま先より
前に出ないことに注意して下さい。
その状態のまま動画のように重心を
右に移動させていきます。
重心が右に移動しきったら
その状態をキープして5秒数えます。
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お疲れ様でした。
思った以上にきつかったのでは
ないでしょうか?
スノーボードでは傾斜の中での重心移動に加え、
上下運動、滑走スピード、遠心力など
あらゆる負荷があなたの体にかかっています。
しかし、
その負荷に打ち勝ち
自分の体を制御で来た時、
自分でも信じられないほど
格好良い滑りが出来るようになっています。
是非、
正しいトレーニングを積み、
周りも、そして自分も驚くほどの成長を
手に入れて下さい。