今回は
自分にあったギアのセッティング方法の紹介です。
スノーボードでは
バインディングの幅(スタンス幅)と
バインディングの角度(アングル)を自分の体形や
滑り方によって変えることができます。
みなさんはスタンス幅やアングルをどうやって決めていますか?
…
…
…
『なんとなく…(*´д`)?? 』
ほとんどの人がそうなのではないでしょうか?
ここで出会ったが運命、
はっきり言います!
なんとなくで決めているセッティング、
損してますよ~!
自分に合っていないセッティングとは
自分でわざわざ滑りにくい状態を
作っているということです。
大げさに例えるなら靴を左右逆にはいている感じです。
こんな状態で早く走れるわけがありません。
それどころか
頑張って練習を続けると
膝や足首、つま先が故障します。
スノーボードでも全く同じことが言えます。
セッティングが自分に合っていないだけで
うまく滑れません。
怪我にもつながります。
そこで今回の記事では
自分にあったセッティング方法を
紹介していこうと思います。
この記事をきっかけに自分のギアを
最高のセッティングに仕上げ、
ベストパフォーマンスでスノーボードを
楽しん下さい!!!
自分にあったセッティングとは?
自分にあったセッティングを見つけるには最初に
この3つを確認することから始まります。
①自分がどんな滑りをしたいのか?
②自分の癖は?
③自分の弱点は?
この3つをセッティングで補っていきます。
スタンス幅とアングルを決める
フリースタイル目線になってしまいますが、
スタンス幅はせまくした方がスピンはしやすくなります。
これはフィギアスケート選手を思い浮かべると
イメージがしやすいと思います。
スピンのときに
腕をたたんでいます。
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引用 : https://www.music-an.com/entry/figure-skating-lutzjump
腕をたたんでスピンの幅を小さくした方が
回転がしやすいからです。
これはスノーボードでも全く同じで、
スタンス幅を狭くする
↓
スピンの幅が小さくなる
↓
スピンが軽くなる
しかし、
スタンス幅を狭くすると
着地の安定性は低下します。
スピンの軽さと着地の時の安定感を
バランスよく保てるスタンス幅を探してみましょう。
次にアングルです。
基本的には滑る際の前脚となる
バインディングの角度を広くする事が一般的です。
アングルの大きさの目安は
進行方向を向いたときの前の肩の
開き分だけバインディングも開くようにします。
ポイントは
自分が滑る時に自然に前を向ける!
この体勢を簡単に作れるように
バインディングの角度を調整します。
この法則でメインスタンスで滑る時の
前足のバインディングの角度と
スイッチスタンスで滑る時のバインディングの角度を
調整していきます。
中にはスイッチのときに
肩をどうしても閉じしまう癖があるので
あえてスイッチスタンスのときの前足の角度を
少し大きくとっているという人もいると思いますが
これは…
あると思います!
ポイントはさっきも言った通りで
自分が滑る時に自然に前を向ける!
ということです。
こうした方がスピンがしやすいとか着地が安定するなど
ギアのセッティングの特徴を理解して
自分が苦手とする部分を補うことがとても大切です。
ギアを『今の自分』にあうように
セッティングすることでスノーボードをより
楽しんだり、上達の手助けをしてくれます!