『プロスノーボーダーが見て格好良い』、そんなライディングを目指している裕光(ひろみつ)さんよりJapan Park SchoolのSeason Supportの体験インタビューを頂きました。
Japan Park Schoolとの出会いから今に至るまで、どんなレッスンを受け、どのようにして上達しているのかを詳しく説明してくれています。
JPS
では最初に裕光(ひろみつ)さんと翔君の出会いを教えて下さい。
裕光(ひろみつ)さん
翔君との最初の出会いはショップ経由です。
実は僕も昔、篭っていて(ウィンターシーズンにスキー場の近くに家をかりて生活すること)その時にお世話になっていたショップがたまたま翔君と同じだったんです。
でもそのころはただ挨拶する程度でしたよ。
コーチとしての翔君と付き合いが始まったのは神戸キングスからです。
当時、翔君は神戸キングスのスタッフとして働きながら実際に自分で滑り、スノーボード理論を確立している最中でした。
そして自分の体と経験で作り出したスノーボード理論を僕達に教えてくれていました。
JPS
初めて翔君のレッスン(JPS)を受けたときの感想は?
裕光(ひろみつ)さん
初めてのレッスンを受けたのは神戸キングスですが正直、神戸キングスでのことはあまり覚えていません。
でも逆にJapan Park Schoolとして初めて雪山でレッスンを受けた時のことは鮮明に覚えています。
翔君の雪山でのレッスンって最初はパークを使わないでターンやオーリーの練習をするんですけど、僕はキッカーの飛び方やジブの擦り方を教えてもらいたかったので内心は『キッカー飛びたいな~、これってパークライドに必要あるのかな~』って思っていました。
でもキッカーでスピンをするようになった時にターンやオーリーの大切さを身をもって感じました。
キッカーでスピンをするときに重要なことはアプローチ(キッカーを飛ぶまでの助走)で狙った通りにターンをして、正しい姿勢でかまえて抜けるときにオーリーをする、これが出来ないとどんなに練習をしてもスピンはできません。
翔君は最初の時点で僕の成長や、やりたいことを理解して、それが出来るようにするために先回りしてレッスンをしてくれます。
最初の時点では『必要あるのかな~』って思っていたターンやオーリーが今では最初の時点で正しいターンやオーリーを教えてもらって良かったと思っています。
僕は毎シーズン、翔君のレッスンを受けていますが、今ではシーズン1発目のレッスンは僕からお願いしてパークは使わないでターンやオーリーのレッスンをお願いしています。
JPS
翔君のレッスンの特徴とは?
裕光(ひろみつ)さん
翔君のレッスンはより深く、より先を見据えて教えてくれます。
そのためアドバイスの難易度が高いですね。
僕は翔君のレッスンを受ける前はショップのキャンプなどに参加していました。
キャンプでは「前をみて飛びましょう」みたんにその場で身に付くワンポイントアドバイスがメインですが、翔君のアドバイスは言われてもすぐに出来ないこともあります。
アドバイスをもらって頭で理論を理解して、それを意識しながら自主練習して体に覚えこませて出来るようになります。
一見、遠回りに感じるかもしれませんが、翔君のレッスンは『このやり方はまちがいだった~』っていう後戻りがありません。
しかも、アドバイスを理解して習得したときは階段を2つも3つもとばして駆け上がっていく感じがあり、結果的に早く上達することができます。
翔君のレッスンはその場で上手くなることよりも、今後の上達を見据えて、滑りやオーリーの根本を体に覚えこませることを優先しています。
本当の上達に導いてくれるのが特徴だと思います。
JPS
JPSでは2015-16シーズンよりワンデイレッスンを完全に廃止しSeason Supportという1シーズンを通してレッスンプログラムを組み長い時間かけて行うレッスン方法をとっていますがそれについてどうおもう?
裕光(ひろみつ)さん
目的によると思いますが、例えばグラブをしなくてもいいのでとりあえず360を回したいって人でしたら1DAYレッスンでもいいと思います。
でも翔君の理論で本当の上達を手に入れたい人は1シーズンを通してレッスンを受けた方がいいですね。
先ほども言いましたが、翔君のアドバイスはちょっと難易度が高いです。
ワンデイレッスンでは吸収しきれません。
でも理解して理論を吸収できた時は一気に伸びます。
本当の上達という意味では僕は1シーズンを通してのレッスンの方がいいと思います。
僕はオフシーズンも翔君のレッスンを受けたくて富山キングスでレッスンをお願いしています。
できれば1シーズンと言わず、年間でレッスンを受けるのがいいと思いますよ。
JPS
Season Supportを受けていて一番記憶に残っているシーンは?
裕光(ひろみつ)さん
先シーズン(2016-17シーズン)が一番記憶に残っています。
そのシーズンに今までで翔君から教えてもらった理論が全部つながったんですよ!
スピンをする際に足場が作れるようになって、グッて踏み込めるようになりました。
結果、360の質が一気に上がってメイク率が急激に上がりました。
それを見た翔くんが「540もやってみましょう」って言ってくれて。
そしたらすぐに出来ちゃいました!
それが一番印象に残っているシーンですね。
JPS
実際にレッスンを受けた裕光(ひろみつ)さんですが、JPS Season Supportというレッスンプログラムはどんな人にお勧めですか?
裕光(ひろみつ)さん
プロになりたいひと、上を目指している人、伸び悩んでいる人には特にお勧めですね。
上を目指している人というのはプロを目指しているわけではないけれど、DVDのライダーのように格好良い滑りがしたい人や、ライダーがみても『あいつ格好良いな~』って思えてしまうような人ですね。
簡単に言ってしまえばゲレンデのヒーローになりたい人ってことかな!?
翔君はスーパーキッズを何人も育て上げているのでキッズに注目が行きがちですが、僕は大人の人に翔君のレッスンをお勧めしたいですね。
大人だってうまくなれるし、上達する喜びを味わうことができます。
JPS
最後に裕光(ひろみつ)さんにとってJPSとはどんな存在ですか?
裕光(ひろみつ)さん
上達の道筋を示してくれる、なくてはならないものですね!
ものすごく頼りにしています。
僕は間違いなく翔君の理論で上手くなっていますからね。