ズバッと言うと
それは『ターンのつなぎ』の部分です。
高回転で重要なのはテイクオフ前のターンの安定です。
BSならトー、FSならヒールのターンですね。
そこで
その最後のターンのクオリティーを決めるのが
一つ前のターンと最後のターンの繋ぎ部分なんです。
スピンの質を確実に上げる最初のトリック
の中に3つの要素があるのですが
3番目の 遠心力を感じるターンの部分です。
より細かく説明していきます。
板を履いて止まった状態でトーやヒールに乗って
バランスをとるってすごく大変ですよね??
ではターンの最中はなぜバランスを保てるのでしょうか??
答えはもう書いてしまいましたが
『遠心力』です。
ターンをしようとするエッジの力と
外に向かおうとする遠心力の力。
この二つがバランスをとって気持ちのいいターンが出来ます。
しかしエッジの力が強くなりすぎて
遠心力を消してしまうと体が倒れバランスを崩してしまいます。
つまり何が言いたいかと言うと
遠心力をしっかり作り
最後のターンは遠心力を消さずに行いたいのです!
この遠心力を作るのに大切なのが
『ターンのつなぎ』なんです!
いいカービングターンの動きは
エッジ→フラット(一瞬)→エッジです。
下の図を見て見ましょう。
ここで
注目したいのがこの部分です。
カービングターンが谷回りから始まっています。
ここがポイントです。
これは一般的にいう『逆エッジ』なんです!
この逆エッジがあることで
一つ前のターンの力を消さずに遠心力を作れるんです。
この逆エッジの谷回りの時は
板のノーズが外側を向いています。
この状態が重要です。
ラインの途中でノーズが内に向くと
遠心力が少ない状態になってしまいます。
ノーズを外に向けて逆エッジの切り替えができれば
遠心力を生み出すことが出来ます。
ノーズを外に向けた状態をキープできれば
遠心力をキープすることが出来ます。
この動作をしっかりと意識することで
高回転に必要な足場を作ることができるようになります
また低回転にもさらなる安定感を与えてくれます。
かなりマニアックな部分ですが参考にしてください!
さらに良いラインを目指す方はこちらの記事もどうぞ!
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ほとんどの人が勘違いしているラインのポイント!